猫飼い目線でまとめた猫にあげて良い食べ物!ダメな食べ物!!

猫飼いにとって猫さんの健康と長生きってとても重要です。うちの猫がリボベジの豆苗かじってた時なんかすかさず取り上げて検索しましたもん。

ぷにょ
ぷにょ

結局大丈夫だったんですけどねぇオオカミはなんでも検索してますわ〜

シロさん
シロさん

基本猫用のフードとおやつ食べてれば心配ないんっっっしょ!!

ウチもそうですけど、いやいや猫さんには猫用のフードとオヤツですわ〜〜って飼い主さん大多数だと思います。

それでほとんど大丈夫と思います!あとは、猫さんが目を離したスキに美味しそうだな!パクッなんて事になりそうな所に要注意な物を置さえしなければ難を逃れますよね!そんな意味を込めて”これだけは気ぃつけて欲しい物”とか”猫さんにちょっとあげても良いもの”なんかをまとめて行きたいと思います。

とりあえず抑えて置きたい猫には絶対NGな食べ物

猫との生活で気にして欲しい野菜

野菜の中で絶対NGなものは、「ネギ類」「百合根」「アボカド」です。他のものは猫に猫用の食品のみ与えていて、猫によるつまみ食いで沢山食べられなければとりあえず大丈夫です。

ネギ類は猫が決して口にしてはいけません。

ネギ類(玉ねぎ・長ネギ・ニラ・ニンニク・ノビル・わけぎ)

ネギによって起きる中毒症状に関しては個体差が大きいようですが目安として

猫さんの体重(kg)×5g以上摂取すると症状が出ると言われています。

ということです、うちの猫さんで試しに計算してみました。うちの猫さんは小柄で3kgですから15g食べると症状が出る計算です。

くし切りで幅1.5cm位でしょうかこのまま食べる事はあり得ないと思いますがみじん切りとか加熱して小さくなってるとあり得るのかもと思いました。加熱でも猫に害の有る成分は無くなる訳でなく、スープを飲んだ猫さんで玉ねぎ中毒の症状が出た例もあるそうです。

猫のねぎの中毒症状は猫の赤血球が破壊されることによる溶血性貧血で、口の中が白くなることで判断しやすいそうです、元気がなくなるなどの症状が出てから、その後もネギの成分が吸収され続けると赤血球が壊れる症状が進んで、血尿が出たり意識がなくなり、最悪な結果になる事もありうるそうですので、食べたかもと思ったら早めに獣医さんに連れて行きましょう。

丸ごとの玉ねぎやネギ類を食べる猫さんは居ないと思いますが。加熱調理しても成分は無くならないので猫の好む食材と一緒に調理した時は猫の口に入らないようにしよう。

百合根(切花の百合)百合の花粉をなめる、葉っぱをかじる、生けた水を飲むなどの日常的危険があります。

猫飼さんはユリに気をつけて

百合根は猫に重度の不可逆的な腎臓機能障害を引き起こします。(不可逆的ってつまり戻れないって事なんですけど猫さんはそれで無くても腎臓に病気が出る子が多いので大変です。)猫にとっては切花のゆりの方が口にする事例が多くて危険です、花・葉・花粉に触ったりかじったり、切花を挿していた水を飲んでも致命的な中毒をおこします。猫の百合よる中毒は嘔吐・痙攣をするそうです、百合を食べた事が分かっていれば胃洗浄でなんとか救命でき事もあるそうですが。「嘔吐だけで原因が特定できない、」なんて場合ようすを見ているうちに症状が進んでしまい死にいたる場合もあるそうです。早めに点滴を受けて難を逃れた話もありますが、原因が解らないまま重症化してから腎臓の数値が・・と言う記事も。

アボカド

アボカドが持つペルシンと言う成分が猫にとって毒性が強いそうです、比較的最近になって発見された成分なのでどれくらい食べると危険かなど情報がすくないそうです。アボカドの種類によってもこの成分の含まれる量が違い、猫さんの体質によっても中毒症状の出方が違うので、もし食べてしまったら しっかりと様子を見て、嘔吐・下痢・軟便など症状が出るなら急いで受診します。

アボカドは普段から食用・観賞用としてお家にあることが多く、果実よりも種子や茎・葉に毒性が高いので、観葉植物のアボカドや種を利用したい場合猫さんにかじられない用意が必要です。

アボカドは飼い主さんには体に良い物なのでお家に有ることが多い食材ですが、猫さんにとっては、かじったりしてしまっては危険な物!!種や皮は食べたらすぐふた付きのごみばこにすてる!観葉植物アボカド意外ものを猫さんのためには置きたいですね!

生のほうれん草

生のほうれん草を猫がかじるって、あんまりないとは思います、でも生のほうれん草に含まれるシュウ酸が猫の尿路結石を起こしやすいそうです。

猫さんはおしっこ系の病気多いので万が一あなたの猫さんがほうれん草をかじるのを気に入ってるようなら、買ってきたほうれん草はとにかく冷蔵庫へ!!

猫との生活で気にして欲しい果物

猫にとって危険な要注意 果物は「ぶどう(レーズン)」「いちじく」「パパイヤ」「マンゴー」「柑橘類」です。

ぶどう(レーズン)

これも猫さんにより個体差が有るそうですが、少量のぶどう・レーズン(その加工品)でも猫は急激に腎機能障害になる可能性があります、特に果肉よりもぶどうの皮によってこの中毒になりやすく、2〜5時間の間に下痢・嘔吐・食欲不振・元気がない・お腹を痛がる・おしっこの量が減る、などの症状が現れます、猫さんは腎臓系の病気になりやすい生き物です。ぶどうのように悪いものを食べたのが分かったら、すぐに獣医さんに診察してもらいましょう早く気が付けば体に悪い成分が吸収される前に適切な治療を受ける事で猫さんの体の負担を減らす事ができます。

ついうっかり人間のパンやアイスクリームに混ざってるかも知れません。

いちじく

人間でも体質によってはいちじくで口の周りが赤くなる人がいるものですが。猫さんにとってもいちじくは触れるだけでリスクのあるフルーツです。フカイン・フラノクマリンと言う二つの成分が悪さをするようで、猫の口が炎症を起こしたり過剰なよだれ・嘔吐・下痢・皮膚炎などの症状がでるそうです。いちじくの仲間の木でも敏感な猫さんが触れると中毒症状が出ることもあり観葉植物ではゴムの木やガジュマルの木がこれにあたります。

ドライイチジクやイチジクジャムも危険性は同じ、特にドライいちじくは成分が凝縮されているそうです!お家におく観葉植物にも気つけましょう。

パパイヤ・ マンゴー

パパイヤではパパインによるアレルギーが口の中や唇に炎症を起こして重度では呼吸困難を起こすそうです。特に完熟前の青いパパイヤにこの成分が多くふくまれます。

マンゴーの皮部分に多い「カルドール」と言う成分もアレルギーを起こして口や唇に炎症を起こすそうです。

柑橘類

柑橘類の皮に多く含まれる香り成分で有る「リモレン」は猫にとって有害です。植物性の油なので肉食動物で有る猫にとっては分解・排出できないので極少量でも、嘔吐・運動失調・かぶれなどの中毒症状が起きる可能性が有るそうです。

猫の嫌いなミカンの香り!自分から食べには来ないと思いますが、体につかないようにしてあげたいですね!

ぷにょ
ぷにょ

猫に野菜や果物は食べさせる必要の無い物なんですね。

シロさん
シロさん

うん興味を持つ猫さんもいるかも知れないけど。もともと肉食として進化して来たから、植物繊維を消化するのが苦手だったり、人間が平気なものが苦手だったりするんだね。

魚介類で避けたい物。

猫にNGな魚介類は「えび・いか・たこ・かに」「貝類」です。

えび・いか・たこ・かに

生の場合チアミナーゼと言うビタミン分解酵素が含まれていて、食べるとビタミンB1の欠乏症になります。消化も良く無いので食べさせるのはやめましょう。

貝類 アサリ・ハマグリ・アワビ・サザエ

チアミナーゼによるビタミンB1の欠乏症と。アワビ・サザエでは光線過敏症(日光皮膚炎)と言う日光にあたる事で猫さんの皮膚が炎症を起こす症状がでます。皮膚の薄い所での影響の方が強く出るので耳がただれたり かゆかったりして、ひどい時には耳の形が変わってしまいます。この成分は加熱しても無くならないので生・加熱に関わらず与えてはいけません。

貝類やえび・いか・たこ・かに、はさしみでも加熱しても猫にあげない方が良い!

乳製品

猫は牛乳の乳糖を分解する酵素をもっていません、下痢をする猫さんが多いので、猫用のミルクをあげるか、普通の牛乳ならあげない方がいいでしょう。

チーズに関しては塩分の心配の無いカッテージチーズを少しならいいようです。

その他NGなもの

チョコレート

飲み物のココアやお菓子に使うパウダーのココア・チョコチップの入ったお菓子なども含みます。

個体差は有るものの 猫の体重1Kgに対してダークチョコレート5gミルクチョコレート10gで中毒症状が出るのが目安です。

猫はカカオに含まれる中毒物質を分解排出する力が弱いので多量に吸収してしまうと死に至る可能性が有ります、猫がカカオの成分を摂取したことに気がついたら早めに掛かり付けのの獣医さんに相談しましょう。

こぼしたココアが猫さんの毛皮に付いてしまった!なんてことが無いようにしたいですね。

コーヒー 紅茶 緑茶

カフェインを多く含むので興奮したり神経症を起こしたり心臓に異常をきたす恐れがあります。

カニカマやスルメなど嗜好品

鰹節・煮干し・ハム・カニカマ・など猫にとっても魅力的でしょうが、猫用でない限りは塩分や他のミネラルが多いために猫さんの体によく無いので、あげる時は猫用をあげましょう。

猫さんにあげて良い食べ物

おっどくん
おっどくん

やっと食べれる物にゃん

新鮮なお刺身で鯛や鮭・脂身の多く無い赤身のマグロなら1/2切位ずつあげてもOKです。

あじ・さば・いわし・さんまなどもボイルして少しなら大丈夫ですが日常的に多く食べすぎると黄色脂肪症になる恐れがあります。またアニサキスと言う幼虫が寄生しているので必ずボイルします。

鶏肉・豚肉・牛肉

健康な猫であれば脂身を除いて茹でれば鶏肉・豚肉・牛肉どれも与えてもOKです。豚肉はトキソプラズマと言う原虫感染症を引き起こす危険も有りますし、食中毒の心配もあるので肉は必ずボイルして。また骨がある場合は喉に引っかかるといけないので除きましょう。

猫さんの安全の為に、

オオカミ
オオカミ

最後までお付き合いいただいて有難う御座います。

うちの猫さんたちは14歳と13歳になりました。もちろん私が気をつけてたからではなくって、猫さんたちの、体質や野生の感によるものが大きいと思います!飼いはじめた頃 切り花のユリが悪いことを知らず家に有ったような記憶があります。後から何もなくて良かったと胸を撫で下ろしたりしてるので。ウチで最初に飼った14歳の猫さんはノラ猫の赤ちゃんだったから、体質も強くて感も良いのかもしれないです!

これからもうちの猫さんたちの長寿を目指して猫さんたちのしもべとして目配せ気配り(たいして出来ないんですけどね!)したいと思っています。

ぷにょ
ぷにょ

これを読んでるみなさんの大事なニャンコさんやどんなニャンコさんも、

より安全で幸せだと良いな。

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